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2007年1月 3日 (水)

フィルム現像

では、フィルム現像の準備をしましょうか。

まず、定着液を作ります。
メスカップがないので、水を1Lのペットボトルで計量してヤカンに投入。棒でかき混ぜながら粉末定着剤「フジフィックス1L用」を少しづつ入れて確実に溶かします。

次に、現像液を作る準備ですが、「テクニドール・リキッド」には、1袋を水に溶かして8オンス(237ml)にしろ!と書かれています。
今回、リール2個が入る16オンス現像タンクを使用するので、現像タンクに水をいっぱいに入れ、それをペットボトルに移して、液面をマジックでマーク。これで16オンスを計量することとします。

次は、フィルムをリールに巻きます。
押入れに入るか、雨戸を閉めるかして真っ暗な部屋を作ってしまえばいいんですが、あいにく押入れはいっぱいで、雨戸は閉めてもいろんな光が漏れてくるので、黒いウインドブレーカーをダーク・バッグ代わりに使いました。(ダーク・バッグも持ってたんだけどな)
ウインドブレーカーのチャックを閉め。中にタンクとリールとべろを出したフィルムとハサミを入れ、光が入らないよう首と腹を折ってクリップで留め。袖から手を入れて作業をします。
リールに巻くのは久々で、フィルムが古くてカールが酷いこともあり、1本目は苦戦しましたが、2本目以降はすんなりと巻けました。
きちんと巻けたら、ハサミでパトローネを切り離し、タンクに入れて終了です。

さて、準備完了。いよいよ現像ですが、問題は温度と時間です。
今回現像するフィルムは、撮影時期が推定5年から10年前。撮影時の潜像は、時間とともに薄くなっていくらしいので、通常より時間をかける必要があります。昔現像していた頃は確か24度で11分。
少し多めに見て26度で15分くらいでやってみました。

Tp7
フィルム現像は温度管理が大切です。現像中も温度がなるべく変わらないように設定温度の水に浸けておきます。
攪拌と気泡取りは適宜行います。

時間が来たら現像液を捨て、停止液は作ってないので水でサッとすすぎ、定着液を投入。
定着が終わったら、定着液は再使用するのでヤカンに戻し、フィルムをタンクから出して水洗します。

今回のように冬場に高温現像する時は、定着や水洗の温度にも気をつけて、急激に温度が下がることが無いようにします。

水洗が終わったら、クリップに挟んでカーテンレールに吊るして自然乾燥。ここが肝心なところだったりします。
以前は「ドライウエル」という界面活性剤を使って水滴が出来ないように乾燥させていたんですが、そんなものは無いのでそのままにしたら、案の定水滴の跡がいっぱい着いちゃいました。
石鹸とかママレモンとかでも代用できるのかなあ??

Tp10
というわけで、現像の終わった5本のフィルム。
でも、2本は未撮影でした・・・・・
そういえば最初からベロが出ていたっけ。

これらのフィルム。意外なものが写っていました。モノクロで撮った記憶がまったくないものもあってビックリです。画像は後ほど。

ところで、これを書くときに、フジフィルムのHPを見たら、処理液の大半が今年の1月から3月までで製造終了となるそうです。
主なものだけは残っていますが。今回使ったフジフィックスもリストラです。詳しくはフジフィルムのホームページで。

http://fujifilm.jp/personal/film/monochrome/chemical.html

残ったものは、未使用のテクパン1本とテクニドール・リキッド1袋。
最後に残った1本はISO25で究極の画質を体験してみようかな?
Tp11

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