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2007年3月 4日 (日)

コダクローム

コダックは12月、カラーポジフィルム「コダクローム」の日本での販売を在庫がなくなり次第終了する。終了予定時期は3月末頃。と発表しました。(海外では販売継続)

私もコダクローム64(KR・PKR)はずいぶん使いました。1980年代90年代のメインフィルムとして数百本は撮ったと思います。
現在使っているフジフィルムのRDP3に切り替えたのは21世紀になってからだったと思います。先日厚木でお会いしたH川さんはいまだにPKRを使っていて、今後のフィルムをどうするか迷っていたみたいですが・・・

今回、以前にPKRで撮った写真をスキャンしてみました。
スキャンする時に気をつけることは、「コダクローム・モード」で読み込むこと。でないとこんな結果になります
302kr4232
コダクロームを普通にスキャンすると色が変なんですよ!なぜだろう?デジタルICE(自動ゴミ取り機能)も機能しません。
フィルム・スキャナーを買ってコダクロームをスキャンする予定のある人は、コダクロームモードがあるかチェックしましょう。既に持っている人はソフトウエアのバージョンアップで対応しているかチェックしましょう。
コダクロームモードに設定、デジタルICEオフでスキャンすると
302kr4231_1 
こんな感じです。
同じ日にフジフィルムのプロビア(RDP2)で撮ったものが次の写真
302rdp3121
さらに、同日コダクローム25(PKM)で撮ったものが次の写真
301km4211
画像の鮮鋭度は、PKM>PKR>RDP2の順。やっぱコダクロームはシャープですね!
色に関しては好みもあるでしょうが、コダクロームはあくまでも現実を忠実に、プロビアは記憶に残る色に仕上げられているようです。
プロビアは色鮮やかで綺麗ですが、地面のコンクリートの色を見ると、コダクロームがニュートラルであることが判ります。

これらの撮影は1994年で、PDP2はテストで数本撮りましたが、やっぱKRだわ!と感じて以降もKRで撮っていました。
そんなKRの弱点は仕上がりのバラつきが大きいこと。
プロカメラマンのように良い乳剤番号の製品を買い集めることも出来ず、プロビアがRDP3にモデルチェンジした頃、仕上がりの安定しているRDP3に切り替えました。

KRの現像は外式と言って色素カプラーを現像時に外から加えるタイプ。現像処理が難しくて、日本で処理していたのは東洋現像所・ロイヤルカラー・堀内カラーの3箇所だったと思いますが、現在は堀内のみ、来年からは現像は米国に郵送で送るようになるそうです。(コダクローム発売当初も日本で現像できず、米国に送っていたそうですが)
KRの最大の特徴が外式であることで、フィルムに塗る乳剤を薄く出来ることで鮮鋭度・保存性を圧倒していました。しかし、その特殊な処理方法のためにサービスを維持できず、今回販売中止となったのは残念であります。

302kr4151 302rdp4151
左:PKR 右:RDP2
スキャナはNIKON COOLSCAN4 コントラスト調整のみ実施
すべて同日の撮影です。

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