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2008年4月29日 (火)

D300の色

D300の発色傾向を確かめる為に、先日の厚木桜祭りでプロビア100Fと撮り比べをしてみました。

D300の設定は、ピクチャーコントロール・スタンダード。ホワイトバランス・晴天。JPGファイルのリサイズのみ。

プロビア100F(RDP3)はクールスキャン4でデジタル化。スキャナの性能上コントラスト調整のみ実施。カラーバランスは初期設定のまま。

Dsc_2769 D300

32218 RDP3
青空の描写が全く違います。RDP3は鮮やかな記憶色。D300は忠実な春霞。
D300の画像の彩度・濃度を上げて空の色をRDP3並みにすると、尾翼の星条旗の赤や青がどぎつい色になってしまいます。2枚を比べれば、彩度が高いのはD300の方。RDP3は色に深みがある感じ。D300は彩度が高いのに空色が出ないのはなぜ?
ニコンの製品紹介では
「光学ローパスフィルターに赤外線カットコートを使用することで赤かぶりを抑制し、紫外線カットコートにより画面周辺部の画質低下を抑えて、高解像度の維持とモアレの抑制を両立。より精緻な画像を実現します。」
とあります。この赤外線・紫外線カットが空の色に影響しているのかなあ??

Dsc_2778 D300

32233 RDP3
この2枚で注目は黄色の再現。胴体の「Chippy Ho!」の文字はどちらも黄色ですが、尾翼の白頭鷲のくちばしがD300ではオレンジになってしまいます。本物はもちろん黄色。
日陰部分の黄色がオレンジになる現象は、他の機体でも全てで確認できます。
また、コンクリートは色無しのグレーですが、D300では黄ばんで見えます。

Dsc_2797 D300

32309 RDP3
今度は中間色である緑色の再現。D300はカーキグリーン。RDP3はダークグリーン。
本物はどっちの色かといえば、RDP3のダークグリーンでしょう。D300は全体に黄ばんで見えます。D300のマニュアルでは、ホワイトバランス「晴天」は5200Kである。と書いてあります。これをいじれば黄ばみを抜けるかもしれないけど、晴天以外のときにまた困るんですよね。

色以外に違うのは、被写体の立体感というか質感というか、モノとしての存在感というか。RDP3のほうが生々しい。D300は絵に描いたようで存在感が希薄になってしまう。粒子が無くて綺麗ではあるんだけどね。フィルムをルーペで見たときの質感をディスプレーで再現することは難しいけど、それでも少しは違いが判るんではないでしょうか?

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コメント

>プロビア100F(RDP3)はクールスキャン4でデジタル化

投稿: | 2008年5月25日 (日) 16時49分

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