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2009年5月31日 (日)

大井海軍航空隊

巨費を投じて建設された静岡空港が6月4日に共用開始となりますが、以前すぐそばに飛行場がありました。
昭和15年に日本海軍が牧之原台地の茶畑を買収して、機上操作員の訓練飛行場を建設したもので、戦争末期には練習機「白菊」による特別攻撃隊も編成され、夜間洋上航法を伴う「特攻」訓練を行っていたそうです。
終戦により飛行場は大陸からの引揚者や被災者を中心に再開拓され、現在は元の茶畑が広がっています。
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大井航空隊は、静岡空港の南西約3キロの場所にありました。

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現在も残る大井航空隊の門柱

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近くに当時の壁の残骸が残っています。

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電探講堂跡は農林水産省が種苗管理センターとして使用(現在は独立行政法人)
電探とは、電波探知機のこと。敵国語では「れーだー」と言います。

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崩れかけた朝礼台。
付近には他にも茶畑の真ん中に古いコンクリート壁が残ってたりします。
地下壕跡も残っているそうですよ。

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滑走路跡。一面の茶畑です。

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1946年5月22日に米軍が撮影した航空写真。(国土地理院HPより)
Makinohara02
上と同じ場所の現在の姿です。東名高速牧之原ICのすぐ横です。

この飛行場は、台地の上にあるため気流が悪く、離着陸時の事故がとても多かったそうです。特に冬場は「からっ風」と呼ばれる季節風が強い場所なので、静岡空港での離着陸にも注意が必要ですね。

<参考URL>
http://www10.plala.or.jp/GOTI/index.htm
http://blogs.yahoo.co.jp/senri0220
http://www.warbirds.jp/senri/

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コメント

始めまして。妻の父が大井海軍航空隊にいました。
ここに行きたいですが。住所を教えて下さい。
よろしくお願いします。

投稿: 江田健次 | 2013年6月12日 (水) 22時22分

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