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2009年6月 3日 (水)

明野飛行学校分教場

静岡県の失われた飛行場第2弾!

「明野飛行学校」というのは、三重県にある陸上自衛隊の明野駐屯地に置かれていますが、戦前には日本陸軍の戦闘機を中心とした「陸軍明野飛行学校」がありました。
陸軍は支那事変以降、大量の戦闘機操縦士を養成するため、静岡県の竜洋町と富士川河口に分教場を建設しました。

Ryuyo1946
1946年5月22日。米軍撮影の航空写真。(国土地理院HPより)
竜洋分教場には1600m滑走路2本と4つの格納庫・兵舎・射撃場などがあったそうです。
写真は終戦1年後ですが、もう滑走路は耕されています。
東を大きく蛇行する天竜川の支流にもビックリですが、今は埋められて住宅地になっていますね。
飛行場の南側は工業団地に、海岸付近はスズキ自動車のテストコースになりました。

Dscf1729
格納庫の基礎の一部が残っていて、「袖ヶ浦公園」として整備されています。

Dscf1743
公園内には、航空自衛隊から貸与された「F86セイバー」が展示されています。

Dscf1738
東側の格納庫跡には農協の倉庫が建てられています。

Dscf1739
かつて駐機場があった辺りにはひび割れた古いコンクリート舗装がありますが、当時のものか戦後舗装したものかは判りません・・・・

Dscf1727
滑走路跡は一面の田んぼと畑。
Dscf1740
戦前からある神社に建てられた「開拓之碑」
飛行場は昭和14年の建設から昭和20年の終戦まで使われ、戦後は開拓団により滑走路は耕作地に、基地建物跡は住宅地に開発されました。

Fujigawa1946
こっちは富士川河口東岸にあった分教場。(と、思われる・・・)
これも1946年5月22日の撮影です。この辺は行ったことがないので、当時の遺構が残っているかは不明です・・・・・

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