« 大刀洗平和記念館 | トップページ | あけましておめでとうございます »

2009年12月24日 (木)

三方原飛行場

航空自衛隊浜松基地は、旧日本陸軍の浜松飛行場だったことは有名ですが、そのすぐ近くにもう一つの飛行場「陸軍三方原飛行場」があったことはどのくらいの人が知っているでしょうか。

その飛行場は、浜松飛行場の北西に位置し、第7航空教育隊と三方原教導飛行団が置かれていました。
位置関係はこんなふうです。
Hamamatsu194605
終戦後の1946年5月に米軍が撮影した写真です。黄色い字は私が記入したもの。

浜松飛行場も現在の浜松基地の3倍以上の面積があります。旧舗装滑走路が東に延長されて現在の滑走路になっています。
戦前は風向きによって360度どの方向からでも離着陸ができたそうです。
浜松飛行場には爆撃機が配備されていたため、北側の三方原平野に射爆撃場が作られ、さらに三方原飛行場も整備されました。2つの飛行場は誘導路で繋がっていたみたいです。

Dscf3382

Dscf3383

Dscf3384
第七航空教育隊の門柱。と思われるコンクリートの柱3本・・・・・

Dscf3379
こちらも旧陸軍の門柱と思われるもの。現在は自衛隊官舎の門になっています。
この官舎のあたりに三方原教導飛行団があったとされています。
この部隊は航空化学戦を任務としていた部隊で、イペリットや青酸ガスなどのいわゆる毒ガス兵器を開発・製造していました。
官舎の裏手には毒ガス製造・貯蔵施設の遺構が残っているとの資料もありましたが、官舎に入っていくのも気が引けますので調査していません。

Dscf3386
これは三方原飛行場防衛のために半田町に作られたトーチカの残骸。
射撃穴は三方原台地の方向を向いています。
Dscf3388
ここは浜松環状線に面しているので場所はすぐわかると思います。電気店「エイデン」の向かいです。トーチカの由来などが書かれたボードが設置されています。
爆撃場付近には掩体壕や監的跡なども残っているそうです。

|

« 大刀洗平和記念館 | トップページ | あけましておめでとうございます »

コメント

お尋ねします。
写真にある第七航空教育隊の門柱は、西遠工業用水場に残っているのでしょうか?
よろしければ、場所を教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

投稿: 神崎 | 2014年12月17日 (水) 22時13分

用水場の西側にありました。
その後見に行っていないので、今でも残っているのか不明です。

投稿: ヨウヘイ | 2014年12月18日 (木) 22時39分

ありがとうございます。
近いうちに訪ねてみようと思います。

投稿: 神崎 | 2014年12月18日 (木) 23時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三方原飛行場:

« 大刀洗平和記念館 | トップページ | あけましておめでとうございます »